――― 岡 田 自 観 師 の 御 歌 集 ―――

 

御     歌

原   典

たいしどう ふりにけるかもかれこだちは がらんのうしろのそらにつらなる
大師堂 古りにけるかも枯木立は 伽藍の後の空につらなる
山と水 0707
S 8. 1.10
足 立
(西新井)
新東京を詠む
たいぞうかい いでますみろくをひたすらに まちあくがるるしょぜんてんにん
胎蔵界 出でます弥勒を只管に 待ちあくがるる諸善天人
御讃歌集
115
こんごうたいぞう
金剛胎蔵
たいぞうの みろくあれましぶっせつの もろもろのなぞとくるうれしさ
胎蔵の 弥勒生れまし仏説の 諸々の謎解くる嬉しさ
御讃歌集
117
こんごうたいぞう
金剛胎蔵
たいぞうの みろくはすでにあれたまい たてなおすひをまたれぬるかな
胎蔵の ミロクは已に生れ給ひ 建直す日を待たれぬるかな
S25.12.23 御聖誕祭
御歌18
たいふうも こめのふさくもなにもかも しんりにさかろうとがにぞありける
颱風も 米の不作も何もかも 真理に逆ろう咎にぞありける
「栄光」227
S28. 9.23
 
たいぼうの ちじょうてんごくあるるまで あらしもふかんなみもあれなん
待望の 地上天国現るるまで 嵐も吹かむ波も荒れなむ
明麿近詠集
S24. 6.17
443
神は十全
たいぼうの ちじょうてんごくあるるまで あらしもふかんなみもあれなん
待望の 地上天国現るるまで 嵐も吹かむ波も荒れなむ
地上天国7
S24. 8.30
 
たいぼうの ちじょうてんごくあるるまで あらしもふかんなみもあれなん
待望の 地上天国生るるまで 嵐も吹かむ波も荒れなむ
御讃歌集
(改)271
世の終り
たいぼうの メシヤあれなむけいしょうを ひたうちならしよびとさまさん
待望の 救主現れなむ警鐘を ひた打鳴らし世人醒さむ
御讃歌集
030
ぐせのひかり
救世之光
たいぼうの メシヤうまれぬけいしょうを ひたうちならしよびとさまさん
待望の メシヤ生まれぬ警鐘を ひた打鳴らし世人醒まさむ
御讃歌集
(改)131
メシヤ
たいようの かがやきひさしなつくさの いくまんつぼはなえんとすなり
太陽の かがやきひさし夏草の 幾万坪はなえんとすなり
山と水 0908
S 8. 7.20
日盛り
たいようの こくてんこそはすのかみの とうときみたまとしれよよのひと
太陽の 黒点こそは主の神の 尊き御魂と知れよ世の人
地上天国55
S28.12.25
 
たいようの こくてんこそはとうとくも すのちゅうしんのぽちにぞありける
太陽の 黒点こそは尊くも 主の中心のポチにぞありける
地上天国51
S28. 8.25
 
たいようの こくてんのなぞしらずして わかりえられんうちゅうのしんぴは
太陽の 黒点の謎知らずして 分り得られむ宇宙の神秘は
地上天国51
S28. 8.25
 
たいようの ひかりのごとくかがやける わがかむわざをしるやしらずや
太陽の 光の如く輝ける 我神業を知るや知らずや
祭典時御歌
S29. 2. 4
立春祭
御詠17
たいようの ひかりのごとくかがやける わがかむわざをしるやしらずや
太陽の 光の如く輝ける 我神業を知るや知らずや
地上天国 58
S29. 3.25
立春祭
御詠
たいらけく よのおさまるをねがうこそ かみのまことのやまとだましい
平けく 世の治るを願ふこそ 神の誠の大和魂
明麿近詠集
S21. 3. 3
241
真の大和魂
たうえうた のどかにきこえののいえの どこもひとけのみえぬまひるま
田植歌 のどかにきこえ野の家の どこも人気の見えぬ真昼間
山と水 0005
S 6. 5.18
春すぎぬ
たえがたき いかりおさゆるちからこそ かんのんりきのあらわれにぞある
堪え難き 怒り制ゆる力こそ 観音力の顕れにぞある
御讃歌集
071
道歌(二)
たえがたき なやみしのびついまあるは かみのめぐみのふかきにぞある
堪え難き 悩み忍びつ今あるは 神の恵の深きにぞある
明麿近詠集
S23. 1. 1
329
神の守
たえやらぬ きょうのあつさもいなずまの きらめきそめてやわらぎにける
堪えやらぬ 今日の暑さも稲妻の きらめき初めて和らぎにける
山と水 0134
S 6. 8. 6
稲 妻
たおれんと するよをこんごうりきをもて ささえたまわんとこたちのかみ
倒れんと する世を金剛力をもて 支え給はむ常立の神
光宝会資料
S25. 3.**
光宝会大祭御歌12
たおれんと するよをこんごうりきをもて ささえたまわんとこたちのかみ
倒れんと する世を金剛力をもて 支え給はむ常立の神
「救世」58
S25. 4.15
天国大教会春の大祭
たがいいし あきはさびしきものなりと されどひにはゆもみじしらずや
誰が言ひし 秋は寂しきものなりと されど陽に映ゆ紅葉知らずや
地上天国53
S28.10.25
箱根の秋09
たかおさん みねのもみじばもえのこり むさしへいやのあきたけにける
高尾山 峯のもみぢ葉もえのこり 武蔵平野の秋たけにける
山と水 0992
S 8.10.16
晩 秋
たかきひくきの けじめさえなくおおかみは さばきたまわむよぞいかすため
高き低きの 差別さえなく大神は 裁き給わむ世ぞ生かす為
御讃歌集
219
大審判
たかきひくきの けじめとてなくねもごろに おしうひとこそみむねにかなわむ
高き低きの 差別とてなく懇ろに 誨う人こそ御旨に叶わむ
御讃歌集
153
菩薩行
たかきひくきの けじめをつけずねもごろに おしゆひとこそみむねにかなわん
高き低きの 差別をつけず懇ろに 教ゆ人こそ御旨に叶はむ
御讃歌集
(改)067
人の道
たかくひくく かげろうわたるちょうちょうの ゆくえをみつめわれはありけり
高く低く 陽炎わたる蝶々の ゆくえをみつめ吾はありけり
山と水 0451
S 7. 1.15
陽 炎
たかくひくく かすみをぬいつわたりどり いなずまなしてつらなりゆくも
高く低く 霞を縫いつ渡り鳥 いなづまなして連りゆくも
山と水 0444
S 7. 1.15
たかくひくく とびかうほたるめぐしみつ ながむるそらにいなずまひかる
高く低く 飛び交ふ蛍めぐしみつ 眺むる空に稲妻光る
山と水 0130
S 6. 8. 6
稲  妻
たかくひくく はたけつづかいぞうきばやしの そらあかるしもふゆかぜすぐる
高く低く 畑つづかい雑木林の 空明るしも冬風すぐる
山と水 0697
S 8.**.**
杉 並
(和田堀)
新東京を詠む
たかだいに みわたすかぎりなみのごと いらかはつきにきらめけるなり
高台に 見渡すかぎり波の如 甍は月にきらめけるなり
山と水 0163
S 6. 7. 6
月 の 光
たかつきの みちはおぐらくこけむせる はちまんのみやまおくにみゆるも
高槻の 路は小暗く苔むせる 八幡の宮ま奥にみゆるも
山と水 0721
S 8. 2.10
渋 谷
新東京を詠む
たかどのに にしきまとうもいたつきに もだえるひとぞあわれはかなき
高殿に 錦纏うも病きに 悶える人ぞ哀れはかなき
御讃歌集
188
大御恵
たかどのに にしきまとうもいたつきに もだえるひとぞいとあわれなる
高殿に 錦纏うも病きに 悶え〔へ〕る人ぞいと哀れなる
御讃歌集
(改)100
やまい
たかまどゆ ふとくながらうひのすじに ちりきらきらとぎんのこななり
高窓ゆ 太く流らう陽の條に 塵きらきらと銀の粉なり
山と水 0481
S 7. 2.10
塵 埃
たかむらの かげのあたりはことさらに こけのいろはもあおあおとして
篁の かげのあたりは殊更に 苔の色はも青あおとして
山と水 0818
S 8. 4.10
青 苔
たかむらは かさともいわずさにわべの あきのまひるのものしずかなる
篁は かさともいはず小庭べの 秋の真昼のものしづかなる
山と水 0950
S 8. 9.18
たかむらを くろくえがけるまるまどの あかるきまひるをたのしとみるも
篁を 黒くえがける丸窓の 明るき真昼をたのしと見るも
山と水 0797
S 8. 3.18
庭めぐむ
※篁=竹の林。竹やぶ。    
たがめにも うつらぬほどのひそけさに かみのしぐみはすでになりけり
誰が眼にも 映らぬ程のひそけさに 神の仕組は已に成りけり
地上天国23
S26. 4.25
春季大祭を寿がれた御歌
たがめにも うつらぬほどのひそけさに かみのしぐみはすでになりにけり
誰が眼にも 映らぬ程のひそけさに 神の仕組は已に成りけり
S26. 3.18 春季大祭
御歌10
たかやまの したついわねにちよよろず ゆるがぬいしずえたちにけるかも
高山の 下津磐根に千代万 揺がぬ礎え建ちにけるかも
S28. 9.23 秋季大祭
御歌02
たかやまの したついわねにちよよろず ゆるがぬいしずえたちにけるかも
高山の 下津磐根に千代万 揺がぬ礎え建ちにけるかも
地上天国53
S28.10.25
秋季大祭
御詠
たかやまも ふかかにがわもいとやすく こえてきにけりかみのまもりに
高山も 深谷川もいと安く 越えて来にけり神の護りに
御讃歌集
(改)405
法難
たきつせの きおいくじけるひとところ ぬるるいわごけうすびさせるも
滝津瀬の きほいくじけるひとところ 濡るる岩苔にうす陽させるも
山と水 0886
S 8. 6.19
たけたかき ももくさちぐさふみわけて わがころもではつゆにぬれつつ
丈高き 百草千草ふみわけて 吾衣手は露に濡れつつ
山と水 0119
S 6. 7.15
ハルナ登山
たそがれて いたこでじまにくろぐろと たちなむいえいえほかげまたたく
たそがれて 潮来出島に黒ぐろと 立ち並む家いえ灯火またたく
山と水 0093
S 6. 7. 1
水郷めぐり
たそがれの にわむらさきのあさがおの つぼみみいでてこころたのしも
たそがれの 庭むらさきの朝顔の 蕾見いでて心たのしも
山と水 0012
S 6. 5.18
春すぎぬ
たたえても たたえつくせぬおおみさち ふでもことばもあらわすよしなき
讃へても 称へ尽くせぬ大御幸 筆も言葉も表はす由なき
御讃歌集
(改)052
感謝報恩
たたえても たたえつくせぬおおみさちを つたなきうたもてよまるべしやは
讃えても 称え尽せぬ大御幸を 拙き歌もて詠まるべしやは
御讃歌集
195
こうせい
更生
たたえても たたえつくせぬすのかみの みめぐみかかぶるわれにぞありける
讃へても 讃へ尽くせぬ主の神の 御恵かかぶる吾にぞありける
S26. 6.15 日光殿落成記念祭14
たたえても たたえつくせぬみすくいの かみのみめぐみなにかむくいん
讃へても 称へ尽せぬ御救の 神の御恵何にか酬ひむ
地上天国22
S26. 3.25
 
たたえても たたえつくせぬみめぐみに むくわむすべのなきぞかなしき
讃えても 称え尽せぬ御恵に 酬わむ術のなきぞ悲しき
御讃歌集
156
感謝報恩
たたえても たたえつくせぬみめぐみに むくわんすべのなきぞかなしき
讃へても 祢へつくせぬ御恵に 酬はむ術のなきぞ悲しき
御讃歌集
(改)046
吾救はれぬ
たたかいと やまいなきよをまことなる ぶんめいせかいというべかりけり
戦ひと 病なき世を真なる 文明世界と言うべかりけり
地上天国22
S26. 3.25
 
たたかいに うえにやまいになやむひの あとにひかりのよぞきつるらん
戦ひに 飢に病になやむ日の 後に光の世ぞ来つるらむ
明麿近詠集
S19. 2. 5
159
立春其他
たたかいに うちやぶれたるはよこしまの たくみのはてとしれよよのひと
戦ひに うち敗れたるは邪まの 企みの果てと知れよ世の人
明麿近詠集
S21. 3. 1
220
正 邪
たたかいの なやみやまいのくるしみに おののきあえぐおおとうげくも
戦ひの 悩み病の苦しみに 戦き喘ぐ大峠来も
S28. 1. 1 新年御歌05
たたかいの なやみやまいのくるしみに おののきあえぐおおとうげくも
戦ひの 悩み病の苦しみに 戦き喘ぐ大峠来も
地上天国45
S28. 2.25
新年御詠
たたかいも やまいもなきよをつくらんと みちからふるうわれにぞありける
戦いも 病も無き世を造らむと 神力揮ふ吾にぞありける
S26. 3.18 春季大祭
御歌14
たたかいも やまいもひんもなにかせん かみのちからをうくるわがみは
戦ひも 病も貧も何かせむ 神の力を受くる我身は
地上天国35
S27. 4.25
 
たたかいも やまいもなきよをつくらんと みちからふるうわれにぞありける
戦ひも 病も無き世を造らむと 神力揮う吾にぞありける
地上天国23
S26. 4.25
春季大祭を寿がれた御歌
ただかみに うちまかすよりせんなけれ ちからとてなきひとのみたまは
ただ神に うち委すより詮なけれ 力とてなき人の身魂は
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御歌
祭典時12
ただかみに うちまかすよりせんなけれ ちからとてなきひとのみたまは
ただ神に うち委すより詮なけれ 力とてなき人の身魂は
地上天国12
S25. 1.20
 
ただかみに うちまかすよりせんなけれ ちからとてなきひとのみたまは
ただ神に うち委すより詮なけれ 力とてなき人の身魂は
地上天国13
S24.12.21
大浄化
ただかみに うちまかすよりせんなけれ ちからとてなきひとのみなれば
只神に うち委すより詮なけれ 力とてなき人の身なれば
御讃歌集
(改)202
審判
ただかみに すがるよりなきよのおわり きつればひとびとくいあらたむるらん
唯〔只〕神に 縋るよりなき世の終り 来つれば人々悔ひ改むるらむ
S28. 1. 1 新年御歌06
ただかみに すがるよりなきよのおわり きつればひとびとくいあらたむるらん
只神に 縋るよりなき世の終り 来つれば人々悔ひ改むるらむ
地上天国45
S28. 2.25
新年御詠
ただかみの おおみこころにかなわんと つとむるひとこそまびとなりけり
ただ神の 大御心に適はむと 努むる人こそ真人なりけり
明麿近詠集S24. 5.** 415
火の洗礼
ただかみの おおみこころにかなわんと つとむるひとこそまびとなりけり
ただ神の 大御心にかなはむと 努むる人こそ真人なりけり
地上天国3
S24. 4.20
 
ただかみの おおみこころにかなわんと つとむるひとこそまびとなりけり
只神の 大御心に叶はむと 努むる人こそ真人なりけり
御讃歌集
(改)439
無題歌
ただかみの おおみこころにまかすなり よわきちからのひとのみにあれば
ただ神の 大御心に委すなり 弱き力の人の身にあれば
明麿近詠集
S23. 5.16
338
楽しき世
ただかみの みこころにかなうようにせよ ひとのめくちにこころひかれそ
唯だ神の 御心に叶うようにせよ 人の眼口に心引かれそ
地上天国11
S24.10.20
正直と嘘
ただかみの みこころにかなうようにせよ ひとのめくちにこころひかれそ
只神の 御心に叶ふよう〔やふ〕にせよ 人の目口に心惹かれそ
御讃歌集
(改)432
無題歌
ただかみの みむねにまかせすすむこそ かしこきひとのしるしなりける
唯〔只〕神の 御胸に任せ進むこそ 賢き人のしるしなりける
S27. 9.23 秋季大祭
御歌16
ただかみの みむねにまかせすすむこそ かしこきひとのしるしなりける
只神の 御胸に任せ進むこそ 賢き人のしるしなりける
地上天国42
S27.11.25
 
ただしきを おこなうもののむかしより まがのさやりのあるよなりけり
正しきを 行うものの昔より 曲のさやりのある世なりけり
地上天国11
S24.10.20
正直と嘘
ただしきを おこなうものはあかるかり まがのしのぶるすきのなければ
正しきを 行ふものは明るかり 曲の忍ぶる隙のなければ
御讃歌集
(改)245
善と悪
たたなはる みょうじんみょうじょうきんときの やまをながむるわがいおのまど
畳なはる 明神明星金時の 山を眺むる我庵の窓
地上天国51
S28. 8.25
箱根の夏17
たたなはる やまところどころもみじありて ひざしにめだちぬわがいおのまど
畳なはる 山所々紅葉ありて 陽射に目立ちぬ我庵の窓
地上天国53
S28.10.25
箱根の秋11
ただならぬ よとはなりけりおおかみの まもりあるみのなどおそれなん
ただならぬ 世とはなりけり大神の 守りある身のなど恐れなん
明麿近詠集
S17.1223
123
還暦の歌
ただならぬ よのうずまきのそとにいて うたなどよまんゆとりほしきも
ただならぬ 世のうづまきの外に居て 歌など詠まむゆとり欲しきも
山と水 0660
S 7.12.20
 
ただならぬ よのおおとうげきつるとき ひとみなかみのみなをとなえん
ただならぬ 世の大峠来つるとき 人みな神の御名を唱へむ
光宝会資料
S25. 1. 1
新年御歌
祭典時28
ただならぬ よのおおとうげきつるとき ひとみなかみのみなをとなえん
ただならぬ 世の大峠来つる時 人みな神の御名を唱えむ
地上天国13
S24.12.21
大浄化
ただならぬ よをよそにしてわたくしの ためにあらそうあわれとうじん
ただならぬ 世を外にして私の 為に争ふあわれ党人
地上天国13
S25. 2.20
 
ただびとと あまりにちがうわれなりき しちじゅうねんをふりさけみれば
凡人と 余りに異ふ吾なりき 七十年を振りさけみれば
S26.12.23 御聖誕祭
御歌02
ただびとと なりまたしんじんとおうしんし よびとすくわんみかえるのわれ
凡人と なり又神人と応身し 世人救わんミカエルの吾
地上天国29
S26.10.25
神と恋
ただひとの めにはよしとしうつることも かみのみむねにかなわぬことあり
凡人の 眼には善しとし映る事も 神の御旨に適わぬ事あり
御讃歌集
069
道歌(二)
ただひとり われただひとりすのかみの よさしをおびてよぞすくうなる
只一人 吾只一人主の神の 任しを帯びて世ぞ救ふなる
S27.12.23 御聖誕祭
御歌09
ただひとり われただひとりすのかみの よさしをおびてよぞすくうなる
只一人 吾只一人主の神の 任しを帯びて世ぞ救ふなる
地上天国44
S28. 1.25
御聖誕祭
御詠
ただわがみ よかれのこころにわざわいの たねまくひとぞあやうかりける
唯吾身 よかれの心に災ひの 種播く人ぞ危ふかりける
御讃歌集
(改)190
やみのよ
闇〔暗〕の世
ただわがみ よかれのこころにわざわいの たねまくひとぞあわれなりけり
唯我身 よかれの心に災いの 種播く人ぞ憐れなりけり
御讃歌集
254
むが
無我
たちこむる よのあんうんをうちはらい えほばをおうてくだるめしやは
立罩むる 世の暗雲をうち払い エホバを負うて降るメシヤは
「救世」53
S25. 3.11
五六七祭
御歌
たちこむる よのあんうんをうちはらい えほばをおうてくだるめしやは
立罩むる 世の暗雲をうち払い エホバを負うて降るメシヤは
光宝会資料
S25. 3.**
光宝会大祭御歌05
たちまよう さぎりはらしてかんのんの ひかりかがようときはきぬめり
立迷う 狭霧霽らして観音の 光輝よう時は来ぬめり
御讃歌集
037
天地開明
たちわりし ごとくすぐなるがんぺきの あおあおしもよつきのかげうけ
たち割りし 如く直なる岩壁の 青あおしもよ月の光うけ
山と水 0145
S 6. 7. 6
月の光
たつはるの きょうのよきひをまいつどう まめひとのおもみるぞたのしき
立つ春の 今日のよき日を参い集ふ 信徒の面見るぞ楽しき
S27. 2. 5 立春祭
御歌01
たつはるの きょうのよきひをまいつどう まめひとのおもみるぞたのしき
立つ春の 今日のよき日を参ひ集ふ 信徒の面見るぞ楽しき
地上天国33
S27. 2.25
 
たつはるの ことしきょうのひなにかしら ゆくてあかるきここちこそすれ
立つ春の 今年今日の日何かしら 行手明るき心地こそすれ
御光話録補
S23. 2. 5
 
たつはるを いわうこのよいでんとうの ほかげにはゆるひとびとのおも
立つ春を 祝ふ此宵電灯の 灯光に映ゆる人々の面
明麿近詠集S24. 2. 4 380
立 春
たつはるを いわうこのよいでんとうの ほかげにはゆるひとびとのおも
立つ春を 祝ふこの宵電灯の 灯かげに映ゆる人々の面
御光話録4
S24. 2. 4
立春の御歌
たつはるを いわうこのよいでんとうの ほかげにはゆるひとびとのおも
立つ春を 祝ふ此宵電灯の 灯火に映ゆる人々の面
地上天国3
S24. 4.20
立春御歌
たてとよこ むすばれじゅうじになるときし またれたまいしきりすとのかみ
経と緯 結ばれ十字になる時し 待たれ給ひしキリストの神
S26. 6.15 日光殿落成記念祭18
たてよこの しそうはここにぜんちきゅう むすぶなるらんかみのちからに
経緯の 思想は茲に全地球 結ぶなるらん神の力に
地上天国48
S28. 5.25
 
たてよこの むすびのかなめにうるわしき たまのおんこはうまれたまいぬ
経緯の 結びの要に美〔は〕しき 玉の御子は生まれ給ひぬ
S27. 9.23 秋季大祭
御歌07
たてよこの むすびのかなめにうるわしき たまのおんこはうまれたまいぬ
経緯の 結びの要に美しき 玉の御子は生れ給ひぬ
地上天国41
S27.10.25
 
たてよこを むすびていよよやそくにの ひとつにならんときぞちかきも
経緯を 結びていよゝ八十国の 一つにならん時ぞ近きも
岡田茂吉全集
S25. 2. 4
立春御歌
祭典時23
たなばたの こよいくもなくはればれと あうひこひめよめでたくぞおもう
七夕の 今宵雲なくはればれと 会ふ彦姫よめでたくぞ思ふ
山と水 0192
S 6. 8.20
七 夕
たなばたの ほしにもまがうはかなさの こいのためしもありしわれはも
七夕の 星にも紛ふはかなさの 恋のためしもありし吾はも
山と水 0199
S 6. 8.20
七 夕
たなばたを いわうしきたりいつまでも みくににつづかまほしとおもえり
七夕を 祝ふしきたりいつまでも 御国につづかまほしとおもへり
山と水 0191
S 6. 8.20
七 夕
たにはたに もやいこめけるはるのいろ とおしておがわのうすらひかれる
田に畑に もやいこめける春の色 透して小川のうすら光れる
山と水 0534
S 7. 3.16
春はゆく
たのいえの のきのうめのみあめにぬれ あおあおしもよふとあうぐめに
田の家の 軒の梅の実雨に濡れ 青あおしもよふとあふぐ眼に
山と水 0013
S 6. 5.18
春すぎぬ
たのしさは ところどころのいわにおう なしらぬやまのおぐさみるとき
楽しさは 所々の岩に生ふ 名知らぬ山の小草見る時
地上天国51
S28. 8.25
箱根の夏29
たのしみて えがかれしえはおおらかな たのしきこころうつるぞうれしき
楽しみて 描かれし絵はおほらかな 楽しき心映るぞうれしき
「栄光」178
S27.10.15
 
たのしもよ きのあうひととかたりあかし さよもいつしかくだかけのこえ
たのしもよ 気の合ふ人と語り明し 小夜もいつしかくだかけの声
山と水 1042
S 9. 1. 5
わが家
たびごとに みおくるしんとのかずふえて うれしきひめいあげにけるかも
度毎に 見送る信徒の数ふえて 嬉しき悲鳴挙げにけるかも
地上天国48
S28. 5.25
嵯峨紀行10
たまがわの ながれはしろししんりょくの おかははてなにそらをつづかう
玉川の 流れは白し新緑の 丘ははてなに空をつづかふ
山と水 1230
S10. 7.18
玉  川
たまがわの ましたにながらうおかのうえに いえたてすまばやとつまふというも
玉川の ま下に流らう丘の上に 家建て住まばやと妻ふといふも
山と水 1235
S10. 7.18
玉  川
たまがわの やぐちあたりをはるゆけば げんげとみずのいろなつかしき
玉川の 矢口あたりを春ゆけば 紫雲英と水の色なつかしき
山と水 0728
S 8.**.**
蒲 田
新東京を詠む
たまがわや じゃかごいくつもぬれひかり ろくがつのかぜみずわたりくる
玉川や 蛇籠いくつも濡れ光り 六月の風水わたりくる
※蛇籠=鉄線・竹などを円筒形に編み砕石などをつめたもの。護岸や水流制御などのために使用する。
山と水 1233
S10. 7.18
玉 川
たまがわを ましたにふじのれいほうを はろかにながむるわがいおのにわ
玉川を 真下に富士の霊峯を はろかに眺むる吾庵の庭
明麿近詠集
S17. 4.10
115
立 春
たまきはる いのちたまいしみほとけに むくわでおかむわがよのかぎり
魂機張る 生命賜いし御仏に 酬わでおかむ我世の限り
御讃歌集
166
感謝報恩
たまきはる いのちのぬしはおのれにあらで かみのおんてにあるをしれかし
魂機張る 命の主は己にあらで 神の御手にあるを知れかし
地上天国22
S26. 3.25
 
たまきはる いのちはかみのものにあり かみにそむきてさかえうべきや
魂機張る 生命は神のものにあり 神に叛きて栄え得べきや
御讃歌集
075
道歌(二)
たまきはる いのちをけずるものとしらず さがしもとむるめしいぞあわれ
魂機張る 生命を削るものとしらず 探し求むる盲ぞ哀れ※全集未収録
明麿近詠集S19. 2. 5 165
立春其他
たまきはる こころにちかえりぐせのため ひたにつくさんきょうをさかいに
魂機張る 心に誓えり救世の為 ひたに尽さむ今日を境に
明麿近詠集
S17.1223
122
還暦の歌
たまきはる とうときいのちたまいしと よろこぶひとのいよよふえつも
魂機張る 尊き生命賜ひしと 欣ぶ人のいよよ殖えつも
明麿近詠集
S21. 3. 6
247
※たまきはる=タマは魂、キハルは刻む、極まるの意で「命」「現」「幾代」「昔」にかかる枕詞。    
たまさかに あうよもひとめのせきしょとう いづのしがらみあるよなりけり
たまさかに 逢う夜も人目の関所とう 厳の柵ある世なりけり
山と水 0066
S 6. 7. 1

(仮想歌)
たまさかに いでてしぜんにふるるとき むねほがらにきもあかるかり
たまさかに いでて自然にふるる時 胸ほがらかに気も明かり
山と水 0993
S 8.10.18
武蔵野
探秋
たまさかに ひがしのみやこおとなえば あたみにこころひかれておちいず
たまさかに 東の都訪へば 熱海に心引かれて落ちいづ
地上天国 59
S29. 6.15
熱海の春
たまさかの そとでのめにぞしみらなり あおばわかばのふかまれるいろ
たまさかの 外出の眼にぞしみらなり 青葉若葉のふかまれる色
山と水 1123
S 9. 6.10
青  葉
※たまさか=(偶さか/適さか)偶然。思いがけず。まれに。たまに。    
たましいの ぬけたるゆえとおもうなり かみしらぬひとびとうちみるごとに
魂の 抜けたる故と思ふなり 神知らぬ人々うち見る毎に
地上天国13
S25. 2.20
 
たましいの ねむれるままによをわたる ひとこそめしいのしるしなりける
魂の 眠れるままに世を渡る 人こそ盲のしるしなりける
「栄光」 220
S28. 8. 5
 
たましらぬ いやしのすべにふたつなき いのちをすつるとこやみのよや
霊知らぬ 医しの術に二つなき 生命を捨つる常暗の世や
明麿近詠集
S18. 2. 5
148
立 春
たまたまに あさおきすればにわがきの やまにれわかばのひかるがまぶしも
たまたまに 朝起きすれば庭垣の 樞若葉の光るがまぶしも
山と水 0838
S 8. 5.10
初 夏
たまたまに たんぼよこぎるでんしゃあり あきすむそらにたかくひびかい
たまたまに 田圃よこぎる電車あり 秋すむ空に高くひびかい
山と水 0973
S 8. 9.18
武蔵野をゆく
たまたまに ふじまめゆするかぜありて わがやのあきはまどべにふかし
たまたまに 藤豆ゆする風ありて わが家の秋は窓べにふかし
山と水 0956
S 8. 9.18
たまたまの そとでにおどるこどもらは ウインドーのまえにたちてうごかず
たまたまの 外出におどる子供らは ウヰンドーの前に佇ちてうごかず
山と水 0768
S 8. 3. 1
たまてばこ うちあけぬればさんとして まばゆかるらんみすまるのたま
玉手箱 打明けぬれば燦として 眩ゆかるらむ美須麻留の玉
S27. 3.23 春季大祭
御歌14
たまのよに いまださまよえるうかららの かみのひかりにすくわれしきょう
霊の世に 未だ彷へる家族等の 神の光に救はれし今日
御讃歌集
(改)106
いつきまつりて
斎き奉りて
たまみがき こころきよめてよをすくう とうときみわざにいそしめよみな
魂磨き 心清めて世を救ふ 尊き神業に励しめよ皆
御讃歌集
(改)204
身魂磨き
たまみがき こころきよめてよをすくう とうときわざにいそしめよみな
魂磨き 心浄めて世を救ふ 尊き業にいそしめよみな
地上天国21
S26. 2.25
 
たまわりし とうときいのちきょうよりは ちからかぎりにかみにつかえん
賜はりし 尊き生命今日よりは 力限りに神に仕へむ
御讃歌集
(改)103
やまい
たみくさの いのちのかてのたらざるや きびしきかみのとがにぞありける
民草の 命の糧の足らざるは 厳しき神の咎にぞありける
「栄光」 234
S28.11.11
 
ためしなき おおいなるなやみきたらんと するいまてんごくつくるわれはも
例しなき 大いなる悩み来たらんと する今天国つくる吾はも
地上天国17
S25.10.15
 
ためしなき おおきちからによらずして などすくわめやこのうつしよを
例しなき 大き力に依らずして など救わめや此現世を
御讃歌集
295
浄地の業
ためしなき かみのちからによらずして などすくわめやこのうつしよを
例しなき 神の力に依らずして など救はめや此現世を
御讃歌集
(改)006
五六七大神
ためしなき ことにこそあれやまいちよう もののねをたつかんのんりきかも
例しなき 事にこそあれ病ちよう 物の根を絶つ観音力かも
御讃歌集
091
病なき世界
ためしなき ことにこそあれやみのなき だいせんせかいのあれまさむとは
例しなき 事にこそあれ闇のなき 大千世界の生れまさむとは
御讃歌集
137
救の力
ためしなき ことにこそあれやみのなき だいせんせかいのあれまさんとは
例しなき 事にこそあれ闇〔暗〕のなき 大千世界の生れまさむとは
御讃歌集
(改)162
大神業
ためしなき このうつしよのおおとうげ ひによにちかむをしるやしらずや
例しなき 此現世の大峠 日に夜に近むを知るや知らずや
明麿近詠集
S22.11. 8
322
大 峠
ためしなき さばきのさましもろびとの まなこにうつるときとなりぬる
例なき 審判の状し諸人の 眼に映る時となりぬる
「救世」66
S25. 8.23
 
ためしなき さばきのさまのもろびとの まなこにうつるときはちかめり
例しなき 裁きの状の諸人の 眼に映る時はちかめり
御讃歌集
(改)197
審判
ためしなき さらつのみよをたてんとし このどきよむるうづのかむわざ
例しなき 新つの御代を樹てんとし 此土浄むる珍の神業
明麿近詠集
S18. 2. 5
154
立 春
ためしなき ふかきしぐみはひとのめの なきろうごくぞこよなくよきも
例しなき 深き仕組は人の眼の なき牢獄ぞ比上なくよきも
地上天国16
S25. 8.15
 
ためしなき わがかむわざにくらぶれば ふりしおしえのいとちさきかな
例しなき わが神業に比ぶれば 古りし教のいと小さきかな
明麿近詠集
S20. 2.14
194
熱 海
たもはたも あきのいろはもかきあかき のうかいっけんまじかにありぬ
田も畑も 秋の色はも柿赤き 農家一軒まぢかにありぬ
山と水 0615
S 7.11.25
秋晴れ
たももりも でんかかすみぬはるはいま のこるくまなくしめにけらしも
田も森も 田家もかすみぬ春は今 のこるくまなく占めにけらしも
山と水 0502
S 7. 2.25
たらちねの こをおもうごとおくちょうを めぐもうかみのみこころかしこし
垂乳根の 子を憶ふ如億兆を 愛まふ神の御心畏し
御讃歌集
(改)083
神の御心
たらちねの ちちははなくばうつしよに このみこのたまあらじとぞおもう
垂乳根の 父母なくば現世に 此身此魂あらじとぞ思う
御讃歌集
192
大御恵
たらちねの ちちははなくばうつしよに このみこのたまあらじとぞおもう
垂乳根の 父母なくば現世に 此身此魂あらじとぞ思ふ
御讃歌集
(改)054
感謝報恩
たらちねの ははにもましてなつかしく うちあおぐかなたまのみおもて
垂乳根の 母にもまして懐しく 打仰ぐかな玉の御面
御讃歌集
019
観音下生
たらちねの ははのちぶさをしたうがに よびとすがらんたまのおんてに
垂乳根の 母の乳房を慕うがに 世人縋らん玉の御手に
御讃歌集
004
千手観音
※垂乳根=「母」この場合「父母」かかる枕詞    
たれさがる やなぎのえだのゆれもみえず いけにまうつるいくすじのいと
垂れ下る 柳の枝のゆれも見えず 池にま映るいく條の糸
山と水 0308
S 6.10.20
古  池
たれもかも したいてくなりおのづから かんのんぎょうのとくになびかい
誰も彼も 慕いて来なり自ら 観音行の徳に靡かい
御讃歌集
141
観音行
たれもかも とうとぶこんごうせきとても みがかざりせばかわらなるらん
誰も彼も 貴ぶ金剛石とても 磨かざりせば瓦なるらむ
※金剛石=ダイヤモンド
御讃歌集
(改)210
身魂磨き
たをへだつ つつみのかれてほのかしら かすかにうごくはしおいりがわかも
田をへだつ 堤の枯れて帆の頭 かすかに動くは汐入川かも
山と水 0709
S 8.**.**
江戸川
新東京を詠む
たんけいの こころをそそるぽすたーの えきにはにぎわうしょかとなりけり
探景の 心をそそるポスターの 駅に賑はふ初夏となりけり
山と水 0074
S 6. 7. 1
梅  雨
たんたんと あかつちみちのはろけさを ほこりまわせつばしゃとおみゆく
坦たんと 赤土路のはろけさを ほこり舞はせつ馬車遠み行く
山と水 0216
S 6. 9.20
秋(一)
たんばいに ゆかんもさむしみすぐるも おしとまよいつきょうもくれける
探梅に ゆかんも寒し見すぐるも 惜しとまよいつ今日も暮れける
山と水 0795
S 8. 3.12
浅春を惜しむ
たんぽぽは いまさかりなりしかすがに はるはにわべにふかまりにつつ
たんぽぽは 今盛りなりしかすがに 春は庭辺に深まりにつつ
明麿近詠集S11. 4.24 016春の訪れ

 

   

御     歌

原   典

だーりやの はなのいろいろあきのひに もえたつをみぬわがひまひまを
ダーリヤの 花のいろいろ秋の陽に もえたつを見ぬわが暇ひまを
山と水 0595
S 7.10.12
秋  草
だいうちゅうの たましいこそはたいようの こくてんなるをよびとにおしゆる
大宇宙の 魂こそは太陽の 黒点なるを世人に教ゆる
地上天国51
S28. 8.25
 
だいぎしはへいたいのように よくとうせいされたもんだあらきたいしょうに
代議士は兵隊のように よく統制されたもんだ荒木大将に
山と水 0782
S 8. 3.10
代議政体
だいくうぐんが にほんのそらから おびやかすひがこないと たれかいいえよう
大空軍が 日本の空から 脅やかす日が来ないと 誰か言ひ得よう
山と水 0754
S 8. 2. 5
時局と日本
だいこうみょう せかいというはくもりなき すいしょうせかいのさまをいうなり
大光明 世界というは曇りなき 水晶世界のさまをいうなり
御讃歌集
243
改心
だいこうみょう せかいというはくもりなき すいしょうせかいのさまをいうなり
大光明 世界といふは曇りなき 水晶世界の状をいふなり
御讃歌集
(改)028
光明世界
だいこうみょう にょらいこのどにあもりなば あめがしたにはさやるまがなし
大光明 如来此土に天降りなば 天ケ下にはさやる曲なし
明麿近詠集
S11. 5.**
038
玉川郷
だいしぜん せいふくせんとほこりける ひといつしかにせいふくされけり
大自然 征服せんと誇りける 人いつしかに征服されけり
地上天国54
S28.11.25
命の糧
だいしぜんの うつくしさこそほかになき とうときむごんのおしえなりけり
大自然の 美しさこそ外になき 尊き無言の教へなりけり
御讃歌集
(改)389
瑞雲天国(二)
だいじだいひの かみのおんてにすがらねば やがてならくのそこにしずまん
大慈大悲の 神の御手に縋らねば やがて奈落の底に沈まむ
「栄光」 228
S28. 9.30
 
だいじょうに あらずしょうじょうにまたあらぬ いづのめのみたまととくなれよかし
大乗に 非ず小乗にまたあらぬ 伊都能売の御魂ととくなれよかし
地上天国24
S26. 5.25
 
だいじょうに あらずしょうじょうにまたあらぬ きょうちのありやとともはといけり
大乗に あらず小乗にまたあらぬ 境地のありやと友は問いけり
山と水 0828
S 8. 4.10
世 相
だいじように あらずしょうじょうにまたあらぬ びみょうのすがたをいづのめという
大乗に あらず小乗にまたあらぬ 微妙の姿を伊都能売という
地上天国11
S24.12.20
 
だいじょうに へんせずしょうじょうにかたよらぬ ひとこそとうときいづのめのたま
大乗に 偏せず小乗にかたよらぬ 人こそ尊き伊都能売の魂
地上天国24
S26. 5.25
 
だいびるを ふきすべるかぜにむびすくめ とぶがごとくにばすにのりけり
大ビルを 吹きすべる風に首すくめ 飛ぶが如くにバスに乗りけり
山と水 0764
S 8. 2.10
冬の街
だいメシヤ いでずばやがてほろびなん よぞすくうなりかみのちからに
大救主 出でずばやがて滅びなん 世ぞ救うなり神の力に
地上天国54
S28.11.25
命の糧
だいメシヤの みなはさいごのよをすくう とうときみななりこころせよかし
大救世主の 御名は最後の世を救ふ 尊き御名なり心せよかし
御讃歌集
(改)122
メシヤ
だいりんの あさがおつみてへやぬちに かざればつまはものいいかくる
大輪の 朝顔つみて部屋ぬちに かざれば妻はものいいかくる
山と水 0893
S 8. 7.20
朝 顔
だれもまだ ためしとてなきうづのにわ つくりてわれはこころたらいし
誰もまだ 試しとてなき珍の庭 つくりて吾は心足らひし
明麿近詠集
S24. 8.18
451
神仙郷
だんがいの うえあやうげにひともとの おいまつかかりうなばらひろき
断崖の 上危げに一本の 老松かかり海原ひろき
山と水 0185
S 6. 8.15
だんがいの ゆくてにあるがしられけり かみのひかりにてらされてより
断崖の 行手にあるが知られけり 神の光に照らされてより
御讃歌集
(改)133
しんおん
神恩
だんがいの ゆくてにあるがしられけり かみのひかりにめぐまれてより
断崖の 行手にあるが知られけり 神の光に恵まれてより
御讃歌集
047
神の御光
だんがいゆ のぞけばしろきあわたてて いわかむなみのものすごきかな
断崖ゆ のぞけば白き泡立てて 巌噛む波のものすごきかな
山と水 0173
S 6. 8.15
だんだんちへいせんじょうにういてくる ぐうぞう ひっとらー
だんだん地平線上に浮いてくる 偶像 ヒットラー
山と水 0859
S 8. 5.28
ヒットラー

172-24 196首